骨盤のゆがみ大丈夫!?
骨盤の歪みをチェックする5つの方法

骨盤のゆがみ大丈夫!?骨盤の歪みをチェックする5つの方法

骨盤のゆがみ大丈夫ですか?

「骨盤のゆがみ」という言葉、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 女性の方であれば骨盤矯正ダイエットに関心のある方も多いでしょう。

この記事では、そもそも骨盤がゆがむとはどういうことなのか、なぜ骨盤がゆがんでしまうのか、骨盤がゆがむことによって身体にどのような症状が出てくるのか等を説明した後、 あなたが一人で簡単に自分の骨盤のゆがみをチェックする方法を紹介しています。

骨盤が歪むってどういう事?

そもそも骨盤が歪むとはどういった症状なのでしょうか。

実は、骨盤には正しい位置があり、その正しい位置に骨盤がないと身体のいたるところに不具合が生じてくるのです。

骨盤は身体の要です。上半身と下半身をつなぐ部分であり、内臓を受けています。また、骨は男性と女性では形状が異なり、女性の骨盤は横幅が広く柔軟性に優れた作りになっています。それは、赤ちゃんをお腹の中で育てられるようにするためなのですが、柔軟性に優れている事で逆に、骨盤の歪みも起こりやすいと言われています。

男性よりも女性のほうが骨盤が歪みやすいのです。

骨盤の歪みでどんな症状がでるの?

骨盤がゆがんでしまうことで、人間の身体にはどんな症状が出るのでしょうか。

以下に一通り掲載してみました。

  • 骨盤のゆがみで現れる症状

    • ・肩こりや腰痛
    • ・冷え性や便秘
    • ・むくみ
    • ・下腹が出る
    • ・O脚やX脚
    • ・ひどい生理痛
    • ・代謝が悪くなり太りやすくなる
    • ・心の不調
  • などなど骨盤が歪んでしまうと、色々な悪い症状が出てしまうと言われています。

    「骨盤のゆがみ」恐ろしいですね。

    このような症状を改善するためには、骨盤のゆがみを正しい位置に治してあげる必要があります。

骨盤の歪み4つのタイプ

一言で骨盤のゆがみと言っても、実はさまざまなタイプがあるのです。

それでは、骨盤のゆがみのタイプとをそれぞれ見ていきましょう。

  • 骨盤のゆがみ 其の1:骨盤前傾タイプ

    骨盤のゆがみ 其の1:前傾タイプ

    骨盤のゆがみが前傾タイプのあなた、前傾とは、その呼び名の通り、骨盤が前に傾いているということです。

    前傾の場合、胸とお尻が突き出た姿勢になりやすく、一見姿勢が良い様に見えますが、腰の反りがきつくなるにつれ腰に負担がかかりやすく、腰痛になりやすいと言われています。

    常に腰に負担がかかっているため、神経を圧迫しやすく、太ももが張りやすいのです。

    ハイヒールを履いている状態は前重心となり、骨盤が前傾になってしまいます。

    日本人女性の70%が前傾タイプの骨盤であるともいわれており、加齢や産後など腹筋が弱っている状態のときに前傾になりやすいと言われています。

  • 骨盤のゆがみ 其の2:骨盤後傾タイプ

    骨盤のゆがみ 其の2:骨盤後傾タイプ

    前傾とは逆に、骨盤が後ろに傾いている後傾タイプ。

    上半身が後方に下がる状態になってしまうため、背中を曲げて頭を前に突き出す姿勢になることでバランスをとることになります。

    猫背や垂れ尻・垂れ胸の原因にもなり、筋肉の弱い人や、ある程度年齢を重ねた人に多いタイプであると言われています。

    ひざへの負担や肩こりなどが生じやすいのも特徴です。

  • 骨盤のゆがみ 其の3:骨盤開きタイプ

    骨盤のゆがみ 其の3:骨盤開きタイプ

    骨盤が開いているタイプは産後の方に多くみられます。

    骨盤が開いてゆがんでいる場合、下半身太りや、O脚になりやすいと言われています。

    産後の方に多く見られる原因として、出産時赤ちゃんが通りやすくするために開いた骨盤がホルモンバランスの影響により、出産後も元の位置に戻りにくく、産前よりも開いた状態になってしまうことが挙げられます。

    足を組んだり、あぐらをかいたりなども、骨盤が開きやすくなる原因とされています。

    また、筋力の低下で骨盤が支えられず開いてしまうケースもあります。

  • 骨盤のゆがみ 其の4:骨盤左右への傾きタイプ

    骨盤のゆがみ 其の4:骨盤左右への傾きタイプ

    これは骨盤を正面から見たときに、左右の骨盤の高さが違う状態のことを指します。

    例えば、右側の腰や腹の筋肉の緊張が強いと、左側の骨盤が下がった状態になってしまいます。お尻の筋肉に左右差がある場合も、骨盤のバランスが崩れてゆがみやすくなると言われています。

    このタイプは、骨盤のゆがみがない人と比較すると腰痛になりやすいので注意が必要です。通常は問題なくても、スポーツなどで疲れが溜まると痛みが出る場合があります。

骨盤が歪む原因は?

前述1~4の骨盤歪みのタイプは、結局の所どういった事が原因なのでしょう。

この項目では、骨盤が歪んでしまう原因をまとめていますので、骨盤の歪みを気にされている方はぜひ確認してください。

  • 骨盤のゆがむ原因

    • ・加齢や産後、運動不足などによって、骨盤まわりの筋肉が弱っている
    • ・足を組んだり、あぐらをかいたりすることが多い
    • ・日常ハイヒールを履いていることが多い
    • ・かばんやバッグなど、重いものを片側だけで持つことが多い
    • ・うつ伏せで寝ることが多い
    • ・身体の重心を左右どちらかにかけることが多い

いかがでしょう、思い当たる事もあったのではないでしょうか。

一つ一つは大したことではないのかもしれませんが、少しずつ骨盤への負担が大きくなり、いつの間にか骨盤が歪む一因となりえます。

骨盤の歪みは、「股関節痛」や「骨盤臓器脱(本来骨盤内にある内臓が膣や肛門から飛び出してきてしまう疾患)」などの病気に連鎖する可能性もあるのです。

そうなると消化器官や代謝に大きく影響を与えることになり、骨盤が正常な位置にあった時と比べると、太りやすい体質になってしまうなど、身体の機能がおかしくなっていくのです。

また、椅子への座り方にも気をつけましょう。正しい座り方をしていないと、骨盤がゆがんでしまうのです。骨盤が歪まない座り方とは、骨盤を立てて座ることです。

骨盤を立てる椅子の座り方を詳しく知りたい方は、下記記事も合わせてご覧ください。
骨盤を立てる椅子の座り方!3つのポイント

Bauhutteでは「骨盤を立てる」座り方をサポートする、「ランバーサポートが付いた椅子」をラインナップしています。

また、日本人や女性の身長を考慮し、低座面の椅子を用意しております。身長の低い方でもしっかり床に足をつけることができ、「骨盤を立てる座り方」で座ることが出来ます。

下記のラインナップは低座面でありながら、ランバーサポートが付属した、まさに「骨盤を立てる椅子」です。さらに、今使っている椅子にプラスするだけで、正しい姿勢をサポートしてくれる、「ヘッドレスト」「ランバーサポート」も単体でご用意しております。

ランバーサポートについて知りたい方は、以下記事で詳しく解説しています。
正しい着座姿勢に欠かせないランバーサポートとは?初めての購入4つのポイント

特に、在宅ワークで長時間椅子に座って仕事をしている方は「正しい姿勢」でデスクワークができる環境になっているか注意が必要です。

下記では在宅ワーカー向けに「長時間のデスクワークでも、身体に負担をかけにくいおすすめデスクレイアウト例」を多数紹介しています。デスク、チェア、モニターの高さに配慮し、「正しい姿勢」でデスクワークができる環境を整えましょう。

テレワークの最強デスクレイアウト12選!オフィス以上の環境を構築

この記事を見る

骨盤の歪みをチェックする5つの方法

それでは、あなたの骨盤がゆがんでいるのか確認してみましょう。

ここでは比較的簡単に骨盤の歪みをチェックする方法を紹介します。

  • 1.つまさきの開いた角度でチェック

    • 1.仰向けになって、足を伸ばし肩幅くらいに足を開く
    • 2.力を抜いて腰から下を左右にぶらぶら揺らします。
    • 3.動きを止めて、頭を起こし、つま先の角度をチェック
  • つまさきの開いた角度でチェック

    骨盤が正常な位置にある場合、脚からつま先が80度~90度のきれいなV字のラインを描きます。

    骨盤にゆがみがある場合、左右の傾きが非対称になる、あるいは、爪先が開きすぎ・閉じすぎの状態になります。

  • 2.膝を左右に倒してチェック

    • 1.膝を立てた状態で仰向けになります。
    • 2.左右の膝をくっつけます。
    • 3.右に左に膝を傾け、傾けにくい方がないかチェック
  • 膝を左右に倒してチェック

    このチェック方法で、足が傾けにくかったり、痛みを感じたりした場合は、骨盤にゆがみや傾きがあると考えられます。

  • 3.片足立ちしてチェック

    • 1.左右の脚でそれぞれ、片足立ちを10秒ずつ目を閉じて実施。
  • 片足立ちしてチェック

    片足立ちが、左右のどちらかが、10秒うまく片足立ちできない時は、骨盤がゆがんでいる可能性があります。

  • 4.足踏みしてチェック

    • 1.直立状態で目を閉じてその場で足踏みをします。
    • 2.足踏みをやめた時点で、最初に立っていた位置から移動した位置をチェック。
  • 足踏みしてチェック

    足踏みは回数を決めて30回程度すると良いでしょう。

    右、もしくは左へ移動してしまっていた場合、そちら側の骨盤が下がっている可能性が高いです。また、前や後へ移動していた場合は、どちらも猫背状態になっており、重心がそれぞれ、前か後ろに下がってしまっている状態であると言えます。

  • 5.左右の肩の高さでチェック

    • 1.鏡の前で背筋を伸ばして立ちます。
    • 2.左右の肩の位置をチェック。
  • 左右の肩の高さでチェック

    鏡に写った自分の左右の肩の高さを見て、どちらかが上がって見えるのであれば、肩が上がっている側の骨盤も上がってしまっていると言えるでしょう。

いかがでしたか、5つのチェック方法はどれも自分で簡単にできるので、気になる方は早速実践してみましょう。

骨盤の歪みって治せるの?

骨盤のゆがみは治せるのでしょうか?

答えは「Yes」です。

骨盤のゆがみを自覚されている方や、上記のチェック方法により、骨盤が歪んでいることがわかってしまったあなたは、骨盤矯正を受けられることをおすすめします。

骨盤矯正は、整骨院などで比較的安価で、整体師の施術を受けることが出来ます。しかし、ここで気をつけて欲しいのが、整体には国家資格が必要ないということです。

つまり整体師によって知識のレベルや技術にバラつきがあるのが現状のようです。レベルの低い施術や間違った骨盤矯正は治すどころか、症状を悪化させてしまう場合もあるので注意が必要です。。

良い整体師やサロンを見つけるには、ネットなどで口コミやレビュー、開業年数などを確認することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか、今回は、骨盤のゆがみをチェックする方法について書かせていただきました。

骨盤の歪みは4つのタイプがあり、それぞれ身体に良くない症状が出てしまうことがわかっていただけたのではないでしょうか。

骨盤が歪んでしまう原因を理解し、前述の「骨盤の歪みをチェックする5つの方法」で骨盤のゆがみがないかチェックしてみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

BRAND CONCEPT

Bauhütteブランドコンセプトと、製品を使用したデスクレイアウト例を多数紹介しています。
Please check here for Bauhütte’s brand concept and desk layout ideas using our products.