後付けキーボードスライダーの失敗しない選び方
パソコンデスクに後付けキーボードスライダーを設置したい。
後付けキーボードスライダーはいくつか種類が売られていますが、それぞれ簡単に取り付けられるものや安定感のあるもの、収納力が高いものなど様々です。
ここでは失敗のないキーボードスライダーの選び方について説明していきます。
この記事は下記のような人におすすめです。
- ①家のパソコンデスクに後付けキーボードスライダーを設置したい
- ②オフィスで後付けキーボードスライダーを使いたいけど、デスクに穴を開けないものが欲しい
- ③後付けキーボードスライダーと机の高さの関係について知りたい
キーボードスライダー派の人はどのくらいいるの?
このページにたどり着いた方はキーボードスライダー派の方がほとんどかと思いますが、一般的にはどのくらいの方がキーボードスライダーがある方を好んでいるのでしょうか。弊社(Bauhutte)でウェブアンケート調査を行い調べてみました。
調査の結果、半数よりやや多い51.2%の人が「キーボードを乗せるスライドはあったほうがいい」と回答しました。ではキーボード派の人が選べる後付けキーボードスライダーはどのようなものがあるのでしょうか。その選び方について見ていきます。
後付けキーボードスライダーを選ぶときのポイント
- ①ネジでデスクに穴を開ける必要があるタイプか
- ②十分な収納スペースがあるか
- ③十分に安定しているか
①ネジでデスクに穴を開ける必要があるタイプか
後付けキーボードスライダーには大きく分けて2タイプあります。取り付ける際にデスクにネジで固定する必要があるものとそうでないものです。ネジで固定するタイプのものは、より安定して固定することができるというメリットがあります。ただし、デスクに穴を開けることになるので、オフィスでの利用には向かないでしょう。また取り付けに手間がかかるというデメリットもあります。一方クランプ式のものだと、デスクを挟み込む形で固定するため、デスクに傷をつける心配がありません。
■メリット
ネジ固定式…安定感がある
クランプ式…デスクに傷がつかない。オフィスでも使える。
②十分に安定しているか
簡単に取り付けを行うことができるクランプ式の後付けキーボードスライダーですが、安定性に欠けるというデメリットがあります。一般的に前面の2箇所だけで固定するタイプが多く、構造上どうしてもキーボードを操作するときに前後にたわんでしまいます。キーボード操作の揺れが気になる人は、ネジ固定式のものか4箇所で固定できるタイプの後付けキーボードスライダーを選ぶようにしましょう。また、ネットで購入する際には購入者のレビューが参考になることがあるので、よく調べて納得した上で購入しましょう。
■メリット
2箇所での固定…不安定。構造上、前後に揺れてしまうものが多い。
4箇所での固定…安定している。ネジ固定式、一部クランプ式でも4箇所固定あり。
③十分な収納スペースがあるか
キーボードとマウスを設置する十分なスペースがある後付けキーボードスライダーを選びましょう。使用しているキーボードの横幅に加え、20cm程度の横幅があるとマウスもスライダー上で十分に使用できるでしょう。キーボード部分に50cm必要な場合、後付けキーボードスライダーの横幅が70cmあれば、快適にパソコン作業をすることができます。
後付けキーボードスライダーを設置したあとの机の高さについて
身長や体格によって、適切なデスクの高さが異なることはご存知でしょうか。
自分に合っていない高さのデスクを長時間使用することは肩こりや腰痛、脚のむくみなどの原因となる場合があるので注意しましょう。
例えば、デスクの高さは70cmが規格となっていますが、これは身長178cmの方がキーボード作業をする場合に最適な高さになります。高さ70cmのデスクに後付けキーボードスライダーを設置して、キーボードの設置部分が61cmまで下がった場合、最適な身長は158cmとなります。
現在使用しているデスクが高すぎると感じている方や、身長が低い方は後付けキーボードスライダーで天板の高さを調整してみるのも良いでしょう。反対に、身長が高い方は低すぎる位置にキーボードがきてしまうことになるので、十分にシミュレーションした上で購入するようにしましょう。
天板が昇降するタイプのデスクとキーボードスライダーを組み合わせて使用することで、あなたの身長にあった作業デスクをつくるのもおすすめです。
正しいデスクの高さと正しい姿勢を意識しましょう
デスクの高さと身長の関係についての詳しく知りたい方はこちら
机の高さと椅子の座面の高さの関連性
キーボードスライダーを使用したデスクレイアウト集
まとめ
後付けキーボードスライダーの選びかたのコツとデスクの高さについて説明してきました。スライダーを購入する際には設置方法、収納スペース、安定性などを十分に調べ、失敗のないようにしましょう。