ゲームでたまったイライラを抑える
&ストレスを解消する方法まとめ
ゲームに負けてイライラが抑えられない。イライラし過ぎてコントローラーを投げつけて破壊してしまった。イライラが原因で大切な人を失った。
「こんなにイライラするのは、自分だけなのか。」
「たかがゲームでこんなにストレスが溜まるのは、精神的におかしいのか。」
あなたはそう考えて、ここにたどり着いたのではないですか?
安心してください。あなたのようにゲームでイライラしている人は、世の中にとても多いです。しかし、このまま放っておくのは、あなたの精神衛生上よくないですね。
そこでこの記事では、前半でゲームによるイライラの原因と対策を考える(予防編)と、後半でイライラしてしまった時のストレス解消方法(解消編)を紹介します。
快適なゲーミングライフを送るために、ぜひ参考にしてみてください。
ゲームでイライラしている人は多い
イライラの原因は様々ですが、ゲームでイライラしている人は実はこんなにも多いんです。※執筆時(2018/9/19時点)の、Twitterでの投稿
イライラの原因を考える(予防編)
ここでは、ゲームでイライラしてしまう代表的な原因をピックアップしています。もしかしたら、あなたにも当てはまる部分があるかもしれません。
当てはまる原因がない場合は、なぜ自分はいつもイライラしてしまうのか一度探ってみるのがいいでしょう。原因を考える上でのコツは、ゲームをしていてイラっとした時にメモをとることです。詳しくは後述しますが、ゲーム中にイライラした時の状況や感情をメモに残しておくことで、後で振り返ったときにイライラした原因がみえてきます。
まずはあなたをイライラさせる原因を探り、次に対策を考えていきましょう。
動作環境(スペック不足)
特にオンラインゲームに多いですが、動作環境が悪い(PCやディスプレイ、回線のスペック不足)場合、ゲーム中にラグが発生したり、ロードが長くなったり、最悪の場合は落ちます。
それらが原因で、思い通りのプレイができなくてゲームに負けたら、とてもイライラしますよね。また、この場合イライラの所在がはっきりしないため、コントローラーを破壊してしまう等、イライラを物にぶつけてしまうことが多いです。
このようなことを防ぐためにも、ソフトごとにメーカーが提供している推奨環境でプレイするのがおすすめです。
【対策】推奨環境でプレイ(最低環境ではプレイしない)
最低限の動作環境でプレイしたとしても、動作が重くイライラしてしまいます。あなたのPCのスペックがプレイしたいソフトの推奨環境を満たしていない場合は、諦める or PCのスペックアップを検討した方がいいでしょう。
スペック不足の状態で無理にプレイしたとしても、ゲームを楽しむことはできません。諦めも肝心です。
ゲームプレイの時間帯
一人暮らしや自分の部屋でゲームできるならそこまで関係はないですが、家族との共有スペースでゲームをしている場合、例えばこんな経験ないですか?
「いつまでゲームやってるの。早く寝なさい。」と母親に言われたり、
「ゲームなんかやってるなら、子供の面倒みてよ。」と奥さんに言われたり、
ゲームに集中したいのに、集中できないときはイライラしますよね。この場合は、自分がイライラするだけでなく、周りの人達もストレスが溜まってしまうので気をつけなくてはいけません。
【対策】できるだけ一人のときにゲームする
家族(特に奥さん)から批難される前に、ゲームをする時間帯に注意しましょう。例えば、家族が居るときはゲームを減らし、代わりに朝早く起きてゲームを満喫する方が、一人で集中できるし、パフォーマンスも良かったりします。
直接関係なさそうなことですが、ゲームでイライラしない環境を作る上で意外に重要なポイントです。
肉体的・精神的疲れ
例えば、以下の2パターン。
「朝からずっとゲームをしていて、体も痛いし、ちょっとしたことでイライラしてしまう。」
「仕事で上司にも怒られたし、ゲームでストレス発散したい。」
肉体的・精神的に疲れているときにゲームをすると、平常時に比べイライラしてしまう可能性が高いです。
【対策】疲れにくい環境の整備、ゲームをストレスのはけ口にしない
長時間ぶっとうしでゲームを続けていると、疲れでちょっとしたことでイライラするようになってしまいます。そのような場合(前者の場合)は、一度ゲームをやめて休憩するのがいいでしょう。もしくは、長時間のゲームでも疲れにくいゲーミングチェアやクッションを導入し、より疲れにくい・リラックスできる環境に強化するのもいいでしょう。
後者の場合は、ゲームをすることがストレスのはけ口になっているので少し危険です。この場合、リラックスするためにゲームをしているのに、逆にストレスが倍増してしまうといったことがよく起こります。まずは、ゲーム以外のこと(お風呂につかる、運動する等)でストレスを発散してからゲームをするようにした方が、イライラを予防できるでしょう。
また、このような精神状態のときは、オンライン対戦などのストレスがたまりやすいゲームを避けることが、ゲームでのイライラを予防するためのコツです。
不健康
健康を保つことは、もっとも基本的なことですが非常に重要です。
睡眠不足、空腹、栄養不足はイライラを増幅させる原因となります。そこで、以下の3つのポイントで睡眠と食生活を改善することで、日頃からイライラする回数は確実に減少すると思います。
【対策】生活習慣の見直し
ゲームに没頭したいときでも、以下の3点を日頃から気をつけるようにしてください。
- ・睡眠は日頃から7時間程度とる
- ・ゲームに熱中しても、朝・昼・夜の三食は抜かない
- ・カルシウム、ビタミンC、ビタミンB1等の栄養素をとる
十分な睡眠時間の確保や三食の食事をしっかり取ることはもちろん重要ですが、特にオススメなのが間食を変えることです。今までゲーム中に食べていたスナック菓子をやめ、イライラ予防に効果的な栄養素を摂取できるものに変えましょう。キャンディーチーズやフルーツヨーグルトは、カルシウム、ビタミンCやビタミンB1などの栄養素を多く含んでいるのでオススメです。
イライラを抑える・ストレス解消方法(解消編)
ここまでは、ゲームでイライラする原因を探り予防対策を考えました。これらを実行することで、以前に比べゲームでイライラすることは確実に減るとは思います。しかし、ストレスが全くたまらない環境をつくることは不可能です。
そこで、このセクションではストレスがたまった時に、イライラを抑える・解消する方法を紹介していきます。
その場から離れる(ゲームをやめる)
ゲームに負けてイライラした時は、直ちにコントローラーを置いてその場を離れましょう。
一番シンプルな方法ですが効果的です。その場から離れることで、ゲームだけに集中していた意識が別のところへも向けられるため、イライラが収まりやすくなります。
6秒我慢
アンガーマネジメント(怒りを予防し制御するための心理療法プログラム)では、怒りのピークは長くて6秒と考えられています。この6秒を我慢できれば、コントローラーを投げて破壊してしまうなどの衝動的な行動は起こしにくくなります。
しかし、このたった6秒をやり過ごすには、トレーニングが必要です。ここでオススメのトレーニング方法を紹介します。
内容はとても簡単で、ゲームでイライラしたときにそのイライラの度合いを0~10までの数値で考えるクセをつけるだけです。
※0が最小値、10が最大値(怒りのMAX)とするイライラの度合いを数値に置き換えるだけで、ゲームに向けていた意識が瞬間的に数字に向けられるため、考えている間に結果的に6秒経過してしまうという方法です。
また、次に紹介するイライラした原因を紙に書くという方法と組み合わせることで、簡単に6秒間我慢することができるようになります。
イライラした原因を紙に書く
あなたは、イライラしたときに友達に愚痴を言ったら、気が楽になった(イライラが抑えられた)という経験をしたことがないですか?
たぶんあると思います。
それは、愚痴(言葉にして伝える)を言うことで、自分が何に対して怒っているのかを整理できるからです。
しかし、愚痴を言うには相手が必要です。オンライン通信は別として、一人でゲームをやっているときには愚痴を言う相手もいませんね。たとえ相手が居たとしても、愚痴を言っているあなたは楽になるかもしれませんが、言われた相手は決して気分はよくありません。
愚痴を言うという方法より、効果的で一人でも行える方法が、イライラした原因を紙に書くという方法です。
言葉で伝えるという行為よりも、紙に書くという行為の方が、原因や感情を整理しやすいのです。またノートとして残しておくことで、自分がどんなことにイライラするのか、どんなタイミングで怒るのかを後から客観的に把握することができます。
この方法を継続することで、衝動的な行動を減らすだけでなく、怒りをコントロールできるようになります。
まとめ
今回は、ゲームによるイライラをどのように対策していくべきかを簡単にまとめさせていただきました。
また、ゲーマー、ヒュッター(Bauhutte Twitter公式アカウントのフォロワー)のみなさんが日頃どのようにゲームのイライラと向き合っているのかを知りたくて、このコンテンツを立ち上げました。
ストレスフリーでゲームを楽しむために、今回紹介したいくつかの対策とヒュッターから募った厳選アイデアを役立てていただけたら幸いです。
ヒュッター厳選イライラ解消法のコンテンツは、随時内容をアップデートしていく予定なので、「こんなイライラ解消方法あるよ」という方は是非ぜひコメントください。