ゲーミングチェアがうまく組み立てられないあなたへ。
当社製G-550を例に、汎用性の高い組み立て手順を解説しましたので、ぜひ参考にしてください。
ゲーミングチェアの構造は各社よく似ています。
Bauhutte以外の製品をお持ちのあなたもおすすめですよ。
この記事を読んでも「難しそう。。。」と不安な方向けに、
後半で組み立てサービスを実施している業者を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

ゲーミングチェアの部品、構造はほとんど一緒
ゲーミングチェアは様々なブランド、種類がありますが、基本的な部品、構造、組み立て方は大差ありません。
付属の組み立て説明書どおりに組み立てすれば、ほとんど失敗することはありません。

- ○背部
- ○座面
- ○メカニズム(座受け金属部):座面下に取り付けするリクライニングなどの機能を持った金属部品
- ○アームレスト
- ○脚部(ファイブスターベース→星型の脚部パーツ)
- ○ガスシリンダー
- ○キャスター
- ○ヘッドレストクッション(首元)
- ○ランバーサポートクッション(腰当て)
- ○ネジ類
- ○その他、プラスティックパーツなど

組み立てにはどのくらい時間がかかるの?
組み立てには約30~60分の時間がかかります。
今回は作業時間:30分で組み立てられる方法をご案内します。

組み立ての際に注意するポイント
いきなり組み立てをはじめるのではなく、事前の準備をしてから作業を開始しましょう。
準備を怠ると、細かいパーツをなくしてしまったり、使うネジを間違えて組み立てを失敗してしまう。。。なんてことになりかねません。
作業は2名で
怪我や事故を防止するために組み立ては2名以上で実施しましょう。
軍手や手袋を
怪我や汚れを防ぐために手袋を利用しましょう。
作業場所を確保しよう
ネジなどの細かいパーツをなくさないように、
また、組み立て中に床や家財などに当たって壊してしまわないよう、組み立てできるスペースを確保しましょう。パーツを並べよう
組み立て前にパーツを床に並べてみよう。
パーツに不足がないか付属の組み立て説明書で確認しましょう。
また、組み立て前にどんなパーツがあるか確認しておきましょう。※十分なスペースが確保できない場合は、まずパーツが全部あるか確認し、組み立て手順に従ってカートンからパーツを取り出していきましょう。
組み立ての手順を確認しよう
パーツに不足がないことが確認できたら、組み立て手順にザッと目を通しておきましょう。
ネジ穴を確認しておこう
場所によってはネジ穴に布カスなどが入っている場合があります。
予めネジ穴をチェックしておき、布カスやゴミが入っている場合は取り除いておきましょう。
ネジが正常に入るか?この段階でネジを仮入れして正常にネジが入るかチェックできればベストです。※ネジの長さや形状に注意:長さが異なる同じようなネジを利用していることがあるため
どのパーツの組立に、どのネジを使うか確認、仕分けしておきましょう。
異なるネジを無理に使用すると、もう一度、組み立てし直さなくてはならないことになったり
最悪の場合、ネジ穴を壊してしまい取り返しがつかないことになってしまいます。
事前に組み立て説明書で長さや形状を確認しておきましょう。
組み立てに必要な工具、道具
大半の場合、製品に組み立て用の工具が付属しています。
六角レンチ(アーレンキー)があれば、大抵の製品が組み立て可能です。
※一部、プラスドライバーが必要な製品があります。
余裕がある人は、市販の六角レンチ(アーレンキー)を準備するのもアリです。
付属の工具より長い構造になっておりネジを回しやすくなり、締め付けをきつくすることができます。
そうすることで、締付け不足による着座時のガタツキなどを解消できたり長期使用によるネジの緩みを軽減することもできます。
つまり初期不良と思われる事象の解消、メンテナンス期間の延長が見込めます。

実際に組み立ててみよう
下記では一般的な組み立て方を紹介します。
実際は購入した製品の組み立て説明書に従って作業してください。
まず、下記はBauhutteの代表的なゲーミングチェア:550の組み立て動画です。
作業前に確認して、ざっくりと全体の流れを確認してみてください。
ステップ1:脚部の組み立て
脚部にキャスターとガスシリンダーを取り付けします。
ポイント
- 脱落防止のため、キャスター取り付け位置は固めに作られていてなかなか入らない場合があります。
- 図のように脚部を手のひらで支えながら、キャスターを真っ直ぐ押し込んでください。
ステップ2:座面と背部を組み立てよう
背部の左右両サイドに取り付け用のネジ穴があります。
もうひとりに背もたれを持ってもらい組み立てしましょう。
ネジが締め終わったらプラスティックカバーを取り付けしましょう。ポイント
- ネジは最後まで締め切らず仮組みして、最後に増し締めするようにしましょう。
片側を強く締め付けしてしまうと反対側のネジがうまく締まらないことがあります。
- ネジは最後まで締め切らず仮組みして、最後に増し締めするようにしましょう。
ステップ3:アームレストを取り付けしよう
取り付け前にアームレストの機能を確認しておきましょう。(上下昇降など)
座面をひっくり返して座面したのネジ穴にアームレストを組み付けしましょう。
ステップ4:メカニズム(座受け金属部)を取り付け
アームレストを取り付けしたらメカニズム(座受け金属部)を取り付けしましょう。
ポイント
- メカニズムには前後の向きがあります。
大抵の製品には矢印シールなどで向きが示されていますが、
下記のようにダイアルパーツが前方にくるように取り付けしてください。
- メカニズムには前後の向きがあります。
ステップ5:脚部と上半身を組み立てします。
ステップ1で組み立てておいた脚部に、上半身を組み付けします。
ガスシリンダーとメカニズムの穴が一致するよう2名で上半身の左右を持ち慎重に取り付けしてください。
ステップ6:クッションを取り付ける。
これで一旦完成です。

ステップ7:各部の機能を確認しよう。
実際座ってみて下記のような機能を確認してみましょう。
ポイント
- ・アームレストの動作
- ・リクライニング、ロンキング
- ・座面の上下昇降
ステップ8:最後に
最終チェックして問題がある場合は、メーカーのサポートセンターへ問い合わせするようにしましょう。
ポイント
- 製品によっては海外の販売者が販売しているものがあります。
せっかく組み立てたのに全部分解して返送、返品ということもあります。 - 日本国内のメーカーもしくは販売代理店が販売している製品だと、問題のパーツのみの交換でスムーズにサポート対応してくれます。
- 製品によっては海外の販売者が販売しているものがあります。
自分で組み立てるのが面倒なあなたに便利なサービス
地域により家具の組み立てを代行してくれる代行サービス業者がいます。
下記は代表的な業者の一例です。代行業者の一例
その他、インターネットで検索して料金比較をしてみましょう。
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