【受験生】集中できる勉強机は「広さ」「高さ」「収納力」の3点で選ぶ

もし筆者が受験生時代に戻れるとしたら、真っ先に「勉強机」と「椅子」を、自分に合ったものに買い換えます。 家具メーカーの企画部門という仕事柄、「集中力はデスク環境に比例する」と身を持って理解しているからです。

受験生であるあなたはどうでしょうか。効率的な「勉強方法」や「体調管理の仕方」は知っていても、「勉強机の重要性」は知らないかもしれません。もしそうだとしたらもったいないことです。

勉強机は受験生がもっとも長い時間を過ごす場所。妥協せずにより良い環境を求めることをおすすめします。

この記事は次のような方におすすめです。

  • ・受験生の基礎知識として勉強机について知りたい
  • ・今ある勉強机が自分に合っているかどうか確認したい
  • ・大学受験に向けて、勉強机を買い換えたい

【目次】

勉強机を受験モードにするのはいつ?

受験を見据えた勉強机の導入は、三年生になりたての4月が理想的です。

勉強環境への投資が早ければ早いほど、長い目でみたときのコストパフォーマンスが向上するからです。特に4月は「さあ、受験勉強を始めよう!」というフレッシュなやる気に満ちた季節。

そんなときに新しい勉強机がやってくることで、いっそうモチベーションも高まるものです。遅くとも自宅学習の時間が増える夏休みまでには準備しておきましょう。

自分に最適な勉強机を知ろう

意外かもしれませんが、勉強机にも人によって「合う」「合わない」があります。サイズの合わない服を着ていると、窮屈に感じたり、落ち着かない感じになるのと同じですね。

集中して受験勉強に打ち込むには、自分の身体や勉強スタイルを理解し、理想の「勉強机像」を把握しておくことが大切です。

  • ・天板サイズ(作業スペース)の広さ
  • ・自分の身長に合う机の高さ
  • ・収納棚は少なめに

では、上から順に見ていきましょう。

1. 作業スペースは広めがおすすめ

作業スペースは広めがおすすめ

まず、今ある勉強机の天板サイズを計測して、自分に必要な作業スペースを把握します。天板のタテとヨコをメジャーで測ってください。

次に、一般的な机のサイズと比較してみます。あなたの勉強机はどのサイズに一番近いでしょうか。「広い」「非常に広い」は、ビジネスの現場でも使える十分な作業スペースを持った机です。

新しい机を選ぶ場合も同程度のサイズを求めれば大丈夫でしょう。

↓奥行\横幅→ 80cm 100cm 120cm 140cm
45cm 非常に狭い 狭い 広い 広い
60cm 狭い 一般的 広い 非常に広い

個人的におすすめしたいのが「120×60cm」サイズです。これだけスペースがあればデスクトップPCを設置しても広々使えますし、大学生、社会人とステップアップ後も継続使用が可能です。

デスクトップPCを使う場合

モニターやキーボードを置くための十分なスペースが必要です。

横幅100cm~、奥行き60cm~の勉強机をおすすめします。モニターを2つ設置したい場合は、横幅120cm~の大型タイプを検討しましょう。奥行きが60cmよりも浅い机を選んでしまうと、顔とモニターが近すぎて目を悪くすることがあります。

タイピングし辛くなってしまうので、避けるのが無難でしょう。

奥行き浅い机を使っている場合は、後付のキーボードスライダーがオススメです。

取り付けるだけでデスクの奥行き幅を簡単に拡張することができます。さらに、顔とモニターの距離が近すぎるという問題も同時に解決してくれます。

2. 身長に合う机の高さを調べる

あまり知られていませんが、身長によって最適な机の高さはかなり異なります。

小学校の教室を思い出してください。学年が上がるごとに机が高く調節され、無理のない高さで勉強できるよう工夫されていましたよね。机の高さを合わせる大切さは、受験生になった今も同じ。

身体に合った勉強机が集中しやすい環境を作るのです。

まずはこちらのページで、自分の身長に合う「机の高さ」と「椅子の高さ」を調べておきましょう。
参考机の高さと椅子の座面の高さの関連性

◯ 目安の机の高さ
身長(cm) 性別 目安の机の高さ
145 女性 61
158 女性 66
172 男性 72
180 男性 76

いかがでしたか?

「けっこうズレてるな…」という人、多いんじゃないでしょうか。

実は、何も知らずに使っていた机(椅子)が「自分にぴったりだった」というケースは滅多にありません。たいていはズレがあります。5cm以上違いました…という人は要注意。合わなすぎる机(椅子)は、姿勢の乱れ→疲労の蓄積や集中力の乱れにつながることがあります。

長期戦になる受験勉強においては何としても避けたいリスクですよね。新しい勉強机は「高さ」を意識して慎重に選ぶようにしましょう。

今すぐにできる高さ調節例もまとめておきます。

  • ・ 椅子の上下昇降機能で、最適な高さに調節する
  • ・ 机の上下昇降機能で、最適な高さに調節する(調整可能な勉強机は少ない)
  • ・ 椅子に座布団を敷いて、座面を高くする
  • ・ 足置きを使って、足が床にしっかり着くようにする

昇降式の机を使う

自分に合う高さの机が見つからないという場合、弊社(Bauhutte.jp)が開発した昇降式の机をおすすめします。

床から天板までの高さを58~80cmの幅で調節でき、理論上は身長138~190cmの受験生にフィットさせることが可能です(※)。グラつきの少ない構造でもあるので、安心して勉強に集中できます。

※ペン書きをメインにした場合。PCのタイピングをメインにする場合は対象身長が異なります。

昇降式の机を使う

3. 集中するには収納棚を少なめに

これも少し意外かもしれませんが、集中できる勉強机を作るには「物を減らすこと」が大切です。数学の勉強中に世界史の資料集が目に留まる。そのまま、次の試験には出題されない「ローマ帝国の興亡」を読みふけってしまった…。このような経験は誰にでもあるものです。無関係なものが目に入った瞬間、人の集中力は簡単に途切れてしまうのです。受験勉強の資料であっても、今日やる予定のないものは勉強机には置かないようにしましょう。

こういう理由で、収納棚、特に「視界の正面に来る収納」は必要最低限にとどめることをおすすめします。使用頻度の低い資料は勉強机から離れた本棚にまとめてしまいましょう。

別売りのデスク下ワゴンを使用すると視界に入らないデスク下に必要なテキストだけ持ち込むことができて便利です。

勉強机に

4. 机選びのポイント

もっとも重要な、前述の3点以外にも、知っておきたいおすすめ機能をご紹介します。

天板の質感

ツルツルの天板より、ややザラつきのある天板をおすすめします。指紋などの汚れが目立ちにくく、PCを使うときに精度高くマウス操作できるメリットがあるからです。

グラつかない構造

ノートを書くたびに机がグラグラと揺れる。これでは安心して勉強に専念できません。ここに挙げるのは、机のグラつきを防ぐパーツ例です。すべてに対応している必要はありませんが、何の対策もされていない机には要注意です。
グラつかない構造

勉強机にテントをはって集中力アップ

受験勉強に

せっかく勉強机を「受験モード」に切り替えたのに、いざ問題集をひらくとなかなか集中できないということはありませんか?部屋中のいろいろなものが気になってそわそわ。一問も解くことなく立ち上がり、本棚の前をうろうろしたり、ベッドでスマホをいじったり。もう少し休んだら再開しようと思いながら・・・気がついたら朝だった。このようなことが頻繁に起こるようなら、あなたは(あなたのお子さんは)、目の前のタスクに集中することが苦手なのかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、「勉強机にテントをはる」というアイデアです。デスク専用テント「ぼっちてんと BT1-110/130」を使い、勉強机をそのまま小部屋化。視界を問題集に限定することで集中しやすい環境を作ります。次のような自覚がある人はぜひ検討してみてください。

  • ・やればできるのに、なかなかやらない。やる気になれない
  • ・何かが視界に入ると簡単に集中力が乱れてしまう
  • ・小さいころ、押入れやベッドの下など狭い場所が好きだった

デスクシリーズに完全適合

勉強に専念できる空間が作れます。

なぜこの方法がおすすめなのか。正確には、あなたは(あなたのお子さんは)集中力がないのではなく、集中状態に入っていくのが苦手なタイプなのではないかと思うのです。よしやるぞ、と決心してから、実際に集中するまで時間がかかる。その間に外部から刺激を受けて誘惑に負けてしまう。よく言う「やればできるのに、なかなかやらない」タイプですね。こういうタイプは、「もっとがんばろう」とか「はやく勉強しなさい」とか精神論でなんとかしようとしてもダメです。集中せざるを得ない仕組みを物理的に作って対策してください。テントで視界を制限するのはその一案で、部屋中に散乱した集中力を乱す原因をまとめてシャットアウトする(=誘惑が発生しにくい環境ができる)というわけです。

ぼっちてんとの購入はこちら
ぼっちてんと

スタンディングデスクで“立ち勉強”を取り入れる

少し趣向を変えて、未来の勉強机「スタンディングデスク」のお話です。

日本では、受験勉強は朝から晩まで椅子に座って取り組む、というのが常識ですが、世界の最先端に目を向けると、「立って仕事」や「立って勉強」がトレンドになりつつあります。

例えば、シリコンバレーのIT大手をはじめ、世界の先端企業のオフィスでは、スタンディングデスク(立ち机)を使った「立ち仕事」がすでに定番化しています。日本でも2015年に某大手通販企業が導入を決めて話題になりました。(弊社も自社で製造しているのでもちろん使っていますよ!)座りすぎによる弊害や、姿勢を変えることによるメリットに世界が注目し始めたのです。

さて、教育現場に目を向けると、スタンディングデスクの発祥地スウェーデン、教育大国フィンランドなどの北欧諸国、多数の先端企業を擁するアメリカなどで、積極的に「立ち勉強」を推進する学校が出始めています。

※CNNが記事を出していますので参考にしてください。
全米の学校に広がる「立ち机」、児童の問題行動解消も

立ち勉強の効果についてはまだまだ研究待ちな部分が多いのですが、一般的に、脳の血流がよくなり集中力が向上しやすい、背筋が伸びることで腰痛や肩こりのリスクを軽減できる可能性がある、などと言われます。(ちなみに私は食後の眠気解消を目的にスタンディングデスクを活用しています)

日本の教育現場ではどうなのでしょう。「立ち勉強」 で検索すると受験生向けの参考記事はたくさんヒットするのですが、一般的にそれほど認知されているようには思えません。塾や学校で導入しているという話しも聞いたことがありません。

正直なところ、日本の教育現場はちょっと遅れているんじゃないかな…、ということで、思い切って弊社で大学受験生向けのスタンディングデスクを開発することにしました。世界の先端企業や教育大国たちが実践する「立ち勉強」を、自宅で手軽に体験できる製品となっています。とりわけ、大学受験を控えた高校3年生、いちはやく受験勉強の環境づくりを進めたい2年生に使ってもらいたいと考えています。

詳細はこちらで解説していますのでご覧ください。
スクールスタンディングデスク

通販で勉強机を購入するときの注意点

ネット通販を使えば、お手軽な価格&ワンクリックで即納される机が数多くあります。商品比較も容易ですので、時間のない受験生は積極的に活用しましょう。ここでは通販サイトでよく見かける商品情報の読み方を確認します。

◯ いくつかのキーワードで検索する

いくつかのキーワードで検索する
https://www.amazon.co.jp/

ネット通販の難しいところは、検索キーワードを間違えると本当に欲しい商品にたどり着けない可能性がある点です。今回は「勉強机」を探しているわけですが、別の似たワードでも検索してみましょう。「学習机」「パソコンデスク」「昇降式デスク」などがそうです。「勉強机 120cm」のように、サイズで絞り込むのもおすすめです。

◯ 商品情報の読み方

商品情報の読み方
https://www.amazon.co.jp/

このように詳細なサイズ情報が掲載されている机を中心に候補を絞りましょう。なお、「横幅=W」「奥行=D」「高さ=H」と英語で記載されることもあります。どれぐらい重い物を乗せられるかを表す「耐荷重」、グラつき防止の「アジャスター」や「クロスバー」の有無など、勉強机としての総合力もしっかりチェックしましょう。
※机の高さ(H)は記載されていない商品もあるので要注意です。そもそもネット通販では「情報不足の商品は購入しない」が鉄則ですが。

◯ カスタマーレビューを参考にする

カスタマーレビューを参考にする
https://www.amazon.co.jp/

「机のグラつき」「組み立ての難しさ」といった、商品画像から判断できない部分は、カスタマーレビューがヒントになります。レビューを過信する必要はありませんが、多数の人が同じ感想を持っている商品は、実物もその通りである可能性が高いです。

勉強中は正しい椅子の座り方を意識して

受験勉強は同じ姿勢で、長時間椅子に座っているものです。

座っている姿勢が悪い状態だと、その時間腰に負担がかかり慢性的な腰痛の原因となります。 腰痛にならないためにも正しい座り方を理解して、習慣化できれば腰痛になるリスクを抑えることができると言えます。 腰への負担が軽減出来るように身体をサポートしてくれる、腰痛対策チェアグッズを使うのもおすすめです。

詳しくはこちらのページで「正しい座り方」を確認しましよう。
参考腰痛対策 正しい椅子の座り方

まとめ

受験生に知っておいて欲しい「集中できる勉強机」について解説してきました。自分に合った勉強机の目安を知り、勉強環境を見直すきっかけになれば幸いです。最後に、本記事の要点をまとめておきます。

  • 1. 作業スペースは広めにとる。特に「120×60cm」サイズがおすすめ。
  • 2. 身長に合った高さの勉強机を選ぶ。または高さ調節のできるもの。
  • 3. 机の収納棚は必要最低限にして、集中力を乱さないように注意する。
  • 4. 早くて安いネット通販。商品情報の見方をしっかり確認しておく。

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