骨盤を立てる椅子の座り方!
3つのポイント

骨盤を立てる椅子の座り方!3つのポイント

あなたがこのページにたどりついたということは、骨盤を立てて椅子に座ることが身体に良い事は理解されていると思います。ただ、骨盤を立てるってどういうことなのか、骨盤が立っていないとなぜ身体に悪いのか、骨盤を立てる椅子への座り方はどういったものなのか、色々な疑問があると思います。

ここでは、その疑問を一つずつ解説していき、最後に「骨盤を立てる座り方の3つのポイント」を紹介します。少しでもあなたの参考になれば幸いです。

それではまず、骨盤を立てるとはどういうことなのか説明していきます。

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骨盤を立てるとはどういうこと?

骨盤を立てると言っても、どういった状態が骨盤が立っている状態なのかわかりませんよね。「骨盤が立っている」というのは「骨盤が正しい位置にある」ということなのです。つまり、骨盤を立てることで、正しい姿勢を作る事ができるのです。椅子に座った状態でも、骨盤を立たせることで、骨盤が正しい位置にある姿勢で座ることが出来ます。骨盤の正しい位置を理解し、どうすれば骨盤が立った状態になるのか理解する必要があります。

骨盤を立てるとはどういうこと

骨盤の立った正しい位置

骨盤を立てる。また、骨盤が正しい位置にあるとはどういう状態なのでしょう。

  • 1.骨盤が左右水平になっている

    1.骨盤が左右水平になっている

    椅子に座った状態で、意識して肩、膝の位置が左右水平になっている姿勢を作ります。その時、骨盤が左右水平になっています。

  • 2.骨盤がまっすぐ立っている

    2.骨盤がまっすぐ立っている

    椅子に座った状態で、骨盤が立った状態の時、横から骨盤を見ると、前傾でもなく後傾でもなく、ちょうどまっすぐ立った状態にあります。腰骨の出っ張りと恥骨のラインがまっすぐの状態の時、骨盤の立った正しい位置にあるといえます。

骨盤を立てない状態でいるととどうなるの?

長時間、骨盤を立てない状態、つまり身体に負担のかかる姿勢で椅子に座っていると、身体のいたるところに支障を及ぼします。

  • 疲れやすくなる

    疲れやすくなる

    デスクワークなどで、骨盤を立てない状態(骨盤が倒れた状態)で長時間重たい頭を支えながら椅子に座っていると骨盤に負担がかかり、そこから連鎖反応のように腰痛、肩こり、疲労などの原因となっていきます。また、脚を組む向きがいつも同じ方、左右に偏って体重を掛けてしまっている方も注意が必要です。ひどい時は骨盤が歪んでしまう危険性もあります。

  • 姿勢が悪くなる(骨盤&背骨の歪み)

    姿勢が悪くなる(骨盤&背骨の歪み)

    骨盤を立てる座り方が出来ていないと言うことは、骨盤が後に傾いた状態になっており、重たい上半身を支えることが難しくなります。そのため背骨をまるめることで頭を前にし、バランスを取ることになります。それが正しくない「悪い姿勢」を作ってしまうのです。姿勢が悪い状態で仕事をするのが習慣化してしまうと、骨盤や背骨の歪みにつながります。骨盤や背骨の歪みが深刻化してしまうと矯正することが難しくなってしまうので、姿勢が悪い状態で仕事をしていると自覚がある場合はすぐに骨盤を立てた正しい座り方に切り替えましょう。

    自分の骨盤が歪んでいないかを確認したい方は、下記記事も合わせてご覧ください。骨盤のゆがみを確認する方法を掲載しています。
    骨盤のゆがみ大丈夫!?骨盤の歪みをチェックする5つの方法

  • 太りやすい体型(下半身太り)に

    太りやすい体型(下半身太り)に

    「骨盤が立っていない」→「太りやすい体型」。どういうなのでしょう。 通常、骨盤は内蔵を支えています。つまり骨盤の上に内蔵が乗っかっている状態にあります。ところが、骨盤を立てる座り方をせずに、身体に負担のかかる姿勢を続けていると前述したように骨盤が歪んでしまいます。骨盤が歪んでしまうと、骨盤の上に乗っている内蔵が下へストンと落ちてしまい、骨盤の中に内蔵が集合してしまう状態になります。その結果、代謝や血流が悪くなり、「太りやすい体型」や「下半身太り」を引き起こしてしまうのです。逆に、正しい骨盤を立てる座り方をすることでダイエット効果も期待できるのです。

骨盤を立てる椅子への座り方3つのポイント

骨盤が立っていない、身体に負担のかかる姿勢で長時間椅子に座り続けると、身体にいろいろな不具合が出てしまうことが理解できたと思います。ここでは骨盤を立てる椅子への座り方のポイントを紹介します。あなたも椅子に座る前に思い出して、身体に負担のかからない正しい姿勢を意識してください。

  • 1.椅子に深く座る

    1.椅子に深く座る

    椅子に座る時に意識して前かがみになり、お尻を椅子座面の一番後まで引いてから座ることで自然に椅子に深く座ることが出来ます。

  • 2.座骨が椅子の座面に左右均等に当たる位置を知る

    2.座骨が椅子の座面に左右均等に当たる位置を知る

    背筋を伸ばして椅子に座った時に座骨がしっかり椅子の座面にあたっている状態が、骨盤が立った状態、つまり、正しい姿勢であるといえます。座った時に上半身を前後に傾けると、座骨が椅子の座面にしっかり当たるポイントがあると思います。その時の姿勢を普段から意識してください。

  • 3.肩、膝の左右水平を意識する

    3.肩、膝の左右水平を意識する

    「骨盤の立った正しい位置」の項で前述したように、肩、膝の位置が左右水平になっている姿勢を作ります。意識して骨盤が左右水平になっている姿勢に保つことで、身体への負担も軽減され、理想的な、「骨盤を立てる座り方」に近づく事が出来ます。

  • 豆知識:座面の低い椅子に座る

    豆知識:座面の低い椅子に座る

    座面の低い椅子に座って、両ひざを正面に向け、脚をしっかり床につけることで、自然とひざの角度が90°以上になります。すると股関節も90°以上になるので自然に骨盤が立ちやすくなり「骨盤を立てる座り方」になります。

    以下のページと合わせて読む事で、更に深く「正しい椅子の座り方」が理解できます。
    「腰痛対策 正しい椅子の座り方」

    ※あなたの身体に合った「椅子の座面」「机の高さ」を知りたい方は以下のページで調べることができます。
    机の高さと椅子の座面の高さの関連性

    いかがだったでしょうか、上記の3つのポイントを正しく理解して「骨盤を立てる座り方」をすることで、骨盤が正しい位置にある状態になり、身体への負担が少ない正しい姿勢になると思います。ぜひ実践し継続してください。

骨盤を立てた座り姿勢をサポートするクッション

骨盤を立てた座り姿勢をサポートするクッション

「すぐに姿勢が悪くなって、猫背になってしまう。」という方におすすめの、骨盤クッション(座布団)をご紹介します。

骨盤を立てた「正しい座り姿勢」をサポートする座布団です。最大の特徴は、12度の角度がついた傾斜座面。上半身がやや前のめりになることで、身体の重心を保とうと自然と背筋が伸び、骨盤が立った座り姿勢を無理なく保持することが可能です。

反発力が異なる2つのウレタンに、ゲルを重ねた3層構造。一般的な姿勢矯正クッションと比べやわらかな質感で、底づき感のない快適な座り心地を実現します。

「骨盤を立てる」をサポートをしてくれる椅子の紹介

  • 座面の低い椅子

    Bauhutteでは「骨盤を立てる」座り方をサポートする、「ランバーサポートが付いた椅子」をラインナップしています。

    また、日本人や女性の身長を考慮し、低座面の椅子を用意しております。身長の低い方でもしっかり床に足をつけることができ、「骨盤を立てる座り方」で座ることが出来ます。

    下記のラインナップは低座面でありながら、ランバーサポートが付属した、まさに「骨盤を立てる椅子」です。

    ランバーサポートについて知りたい方は、以下記事で詳しく解説しています。
    正しい着座姿勢に欠かせないランバーサポートとは?初めての購入4つのポイント

【おまけ】テレワーカー向けデスクレイアウト集

高さの合わないデスクやチェアで長時間作業を続けていると、疲労が蓄積して肩こりなどの原因となることがあります。また、骨盤を立てる「正しい姿勢」でデスクワークを行うためにも、デスクの高さやその周りの環境を整えておくことは重要です。

下記では在宅ワーカー向けに「長時間のデスクワークでも、身体に負担をかけにくいおすすめデスクレイアウト例」を多数紹介しています。デスク、チェア、モニターの高さに配慮し、「正しい姿勢」でデスクワークができる環境を整えましょう。

テレワークの最強デスクレイアウト12選!オフィス以上の環境を構築

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BRAND CONCEPT

Bauhütteブランドコンセプトと、製品を使用したデスクレイアウト例を多数紹介しています。
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